三月blog
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トート・タロット

トート・タロット 「女司祭」を学ぶ

「2」The priestess  女司祭 直観

〜直感・感受性・感受性・知恵・処女性〜

細胞が分裂し「1」が二極化(陰と陽)した数字が「2」になります

「1」は男性性、陽、能動的など表し「2」は女性性、陰、受動性など表します

又「2」はそれぞれお互いを調和しています

よって意味することは二元性、調和、受動性、二面性、内向的、女性原理などになります

ケテル〜ティファレト

生命の木ではセフィラのケテル(王冠)とティファレト(美)を繋ぐ「ギメル」というパスに割り当てられます

ギメル ヘブライ語

ギメルはヘブライ語で「ラクダ」を表します

Gの語源で数字は「3」になり「判断力」と解釈できます

ギメルは生きること、自立、価値あるものなどのイメージがありそれらに判断力は重要なことであると捉えました

占星術では「月」を割り当てます

月は地球に一番近い存在である為私たちに様々な影響を与えています

又月は満ち欠けし、見えるその姿は様々で、その為「変わりやすい」イメージがつきます

よって月は無意識、感情、女性性を支配し、心のバランス、感情処理、気質、内面などの方向性を示します

又心の深い部分で求めていること、感情のパターン、習慣などを表しています

イシス

エジプト神話で豊穣の女神イシスでありギリシャ神話では月の女神アルテミスが描かれています

イシスはオシリス(植物の神でのちに冥界の神)の妹であり妻とされています

オシリスは戦いの神セトにより殺されますがイシスは殺された夫の遺体を蘇生させ息子ホルスを生み、敵討ちをさせました

死んだ夫との間に子をもうけたことからのちにキリスト教に取り入れられ処女懐胎の原型になった説もありイシスは永遠の処女神であると言われています

豊穣の女神の他に魔術の神、(夫又は息子の)玉座わ守るものなどと言われています

ギリシャ神話のアルテミスは太陽神アポロンの双子の妹であり狩猟の女神、月の神とされ若く美しい処女の狩人で鹿を従え、弓矢を持っています(アルテミスの弓矢)

ここで処女性が強く出ていますが、ここが「3」の女帝のカードとの大きな差になります

シンボル

シンボルの表になります

光の王冠受容性・理解力・直感・見抜く力
王冠の背後七連に輝く三日月が描かれている=月を強調
ベール神秘性・隠された知恵・無意識
目の前のメビウスリング無限・永遠
アルテミスの弓武器であり楽器・芸樹的な才能・魅了する
精神的なエネルギー
果物や花豊かさ
結晶生命の始まり
ラクダ価値あるもの・豊かさ・安心

豊かさを示す果物などがベールを挟んで手前にあることから物質的なものに執着することなく精神性が高いことを示しています

 

 

 

 

 

 

イメージするヒント

純粋で知的、それでいて神秘的な女性をイメージできるカードです

純粋と言っても少女ではなく大人になっても純粋な気持ちを持った清らかな女性です

私のイメージでは意外とこうゆう人っていざという時非常に強かったりすると思います

普段は見せないけど本当の強さを持っている人

できれば敵に回したくないタイプです

冷静に判断して相手の本質を見抜いちゃう

それでいて心は繊細でちょっとストレス溜めやすい感じもあります

キーワード

トート・タロットでは基本逆位置は読みませんが周りに出たカードや状況に応じてポジディブにもネガティブにも捉えていきます

一つの物事であってもいろいろな角度からみて捉え方が違うのと一緒です

カードのイメージからご自分でいろいろ考えてみましょう

女性的直感・受容性・直観・純粋・神秘的・心の声・潜在意識・スピリチュアル・芸術的・クール・ミステリアス・精神性・感受性・理性・冷静な判断力・波動が高い・無欲・潔癖症・細かい・批判的・影響を受けやすい

自分の直感を信じて行動すること

常識に囚われて行動できなくなっていないか

まとめ

月は変化することから良くも悪くも変わりやすいことを意味しています

自分の直感がこっちだよと教えてくれるのでしっかり自分の心を見つめるためにも瞑想やグラウディングなどもいいかもしれません

このカードが出たら一旦落ち着いて自分の心と対話してみましょう

自分自身の中に答えがあると思います

何か参考になれば幸いです